体外受精 初めての採卵
DAY12に最後の注射後、採卵前日のDAY13は注射はなしだったので、
特別なことはなくいつも通り過ごしました。
そして、採卵日当日のDAY14。
私は静脈麻酔での採卵だったので、採卵の6時間前から絶食、3時間前から絶飲でした。
8:45にDクリニックに着かないといけなかったので、朝起きてからは何も飲まず食わず。
ちなみに万が一何かあった時の顔色の変化が分かりにくいので、化粧もしてはいけない。
いつもの朝は朝ごはん用意して食べて化粧して髪の毛コテあててワックスとかつけて整えて…ってやること多いけど、
着替えるぐらいしかすることないので楽でラッキー♪笑
平日でしたが旦那も休みを取ってくれたので、一緒に7時頃に家を出ました。
クリニックに着き、事前に書いていた体外受精の同意書を提出。
まずは私が呼ばれました。
無事に卵が採れたら、今度は旦那が精子を採るという流れ。
靴を履き替え、更衣室に案内されました。
持ってきていた半袖Tシャツと靴下、そして渡された紙スカートに着替え、髪の毛が出ないように頭にキャップを被ってくださいと言われる。
着替えた姿がこちら。
ダサすぎるwww
自分で持ってきたTシャツすらシワシワのヨレヨレでやばい。笑
(もちろんこの下ノーパンな。)
スマホなども全てロッカーに入れ、おずおずと更衣室から出て行くと、ちょっとしたブースのソファに座らされ、点滴の針を刺されました。
点滴なので関節を避けて平らな所に刺されるわけですが、前腕のど真ん中はやっぱり慣れてなくて怖い。。
前腕真ん中は嫌やな…と思いつつも容赦なく点滴を固定され、看護師さんが点滴を押してくれながら、手術室へ歩いて行きました。
手術用ベッドに寝転がり、酸素濃度測られたり、足をご開帳させられたり、準備が始まっていく。
そして、「点滴から麻酔を流して行きますね〜」と言われ……
……その次目覚めたら休憩室のベッドの上でした。
しかも時計を見たら11時過ぎ。
え!!!2時間も寝てたん!?
さっき手術室入ったとこやのに!?
…と麻酔あるあるを感じたところで、看護師さんが気付いて声をかけにきてくれました。
「しんどかったらもうちょっと休んでてもいいですよ〜」
と言いながら、ボディメンテとカロリーメイトを枕の横に置いてくれました。
ちょっとボディメンテを飲み、ゆっくり起き上がってみると、ちょっとぼーっとする。。
でも事前案内で、麻酔後2時間ぐらいは休む、みたいなこと書いてたので、
もう2時間経ってるし、起きなあかんやろ、と思い、とりあえず着替えました。
着替えてる最中も、
まだちょっとふらふらするかも…?これは歩いてたら治ってくるんか…?
という感じで、半信半疑のままトイレへ。
トイレがちょっと歪んだ感じに見え、頭がクラクラしました。
なんとかトイレを出て、看護師さんにまだちょっとしんどいかも…と伝えると、引き続きベッドで休ませてもらうことになりました。
この間、旦那はクリニック周辺を徒歩でウロウロして時間を潰してくれていました。
連絡しないと…と思いつつ、その気力もなく横になるとすぐ眠ってしまいました。。
……そして次目覚めたのは13時でした。。
座ってみて、まだちょっとぼーっとする感じはあるけど、もう動けそうな感じはしました。
お腹は空いてたので(笑)、置いてくれたカロリーメイトを全部食べ、ボディメンテを飲み、立ち上がってみても大丈夫そうだったので、
旦那に連絡し、戻ってきてもらいました。
(めっちゃくちゃ待たせて申し訳ない)
まず先生の話を聞く前に、私の膣の中に入っている止血用のガーゼを抜いてもらいました。
ドゥルドゥル、ドゥルドゥルドゥルドゥル…と抜かれていく感覚…(何とも言えん)
その後、2人で呼ばれ、先生の話を聞きました。
回収できた卵子は、3つ。
これを受精させ、明日になると受精結果が分かるので、明日の12時に確認の電話をください、と言われました。
とりあえず卵子は採れて良かった…
ただ、私のような卵巣刺激法をとった場合、採卵数は平均は5〜10個と言われている。。
あれだけ注射頑張ったけど、、、ちょっと少ないな…??
と、数が少ないことは少し不安でした。
私の場合、卵子が5個以上採れたら、受精方法を2種類に分けて試しましょう、という話をしていました。
体外受精の受精のさせ方は、厳密に言うと2種類あって、
1つは、卵子に精子をふりかけて、精子自身の力で受精させる方法。(いわゆる体外受精)
もう1つは、培養士さんが卵子に精子を直接注入してくれる方法。(いわゆる顕微受精)
顕微受精の方が費用はかかるけど、より受精する確率は高くなります。
(Dクリニックの場合、卵子1〜5個までで、顕微受精するのに追加で55,000円。)
全て顕微受精するほうがもちろん確率が高いけど、初めての採卵だし、費用もかかるし、体外受精も試しておいて良いと思います、と勧められていました。
しかし、今回は3つしか卵子がとれませんでした。
なので、せっかくとれた貴重な卵を少しでも確率の高い方法で受精させたかったので、全て顕微受精で行ってもらうように希望しました。
その後、看護師さんに採卵後期に飲む薬をもらい、最後に2人で培養士面談を受けました。
受精卵の発育段階や培養方法について詳しく説明を受けて、その日は終了でした。
採卵後につづく。
まりの