卵巣機能検査
チョコレート嚢胞の薬物療法を終えた翌月、8ヶ月ぶりにDクリニックに行きました。
前回最悪な先生に当たってしまったので、自分のメンタルを守るために今回は絶対違う先生を指名する!!と心に決めて(笑)予約。
Dクリニックでこれから治療していくにあたり、まずは基本的な検査が必要ということでした。
旦那の検査も改めて予約してたので、旦那と一緒に行きました。
残念ながらこの時のことはあんまり覚えてないけど(笑)旦那は別室に連れて行かれて精液を採り、私は採血をされたと思います。
その日は結果は分からないので、また後日とのこと。
また、次は卵巣機能検査をするので、生理がきたら2〜4日目に予約をとってください、と言われました。
翌月、薬で止まってた生理が戻ってきたので、Dクリニックを予約。
血液検査や子宮内を超音波検査され、前回の採血結果とともに結果を聞きました。
検査結果の実際の写真(笑)↓
(赤字は帰ってから自分で調べて追記したメモ。性格出てるなw)
左が前回の採血結果、右が今日の結果。
結論から言うと、どの数値も問題ありませんでした。
左のAMHについて触れておくと、これは「卵巣予備能」と先生のメモがあるとおり、卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかみたいな数値。
不妊治療に関する本で読んでちょっと衝撃だったのですが、卵子って生まれた時が一番多くて、そこからはどんどん減っていく一方なんです。
出典:「不妊治療を考えたら読む本」浅田義正・河合蘭
男性は、精子を毎日作ることができます。(※個人差あり)
だからたくさん排出してもなくなることはない。(精子が老化するとかはあるかもしれんけど。知らんけど。)
でも女性は生まれた時に卵子の数が決まっていて、その後自分の体で生成することはできないみたいです。
グラフを見ても分かるけど、すごい勢いで減っていきます。
しかも、これらが全部生殖可能な卵子として排出されるわけではなく、毎月の排卵の時期には(ほぼ)1個ずつしか排出されず、他のほとんどは消えて行くらしいです。
だから、男性と違って女性には物理的なタイムリミットがある。(男性にもあるという人もいるけど)
このタイムリミットは、年齢ではなくさっきの「AMH」の値が関係すると言われています。
AMHの値が低いから妊娠ができないという事ではないけど、卵子の数が残り少なければ、それらを無駄にしないようにできるだけ早く治療をした方が良いということみたいです。。
私の場合は基準値の範囲内だったので、チョコレート嚢胞はあるものの、卵子の数は問題なさそうだと思えてちょっと安心しました。
また、もう一つの血液検査の結果も聞きました。
まず「抗精子抗体」という検査。
これは精子を敵とみなして攻撃してしまう抗体があるかどうかの検査で、正常値でした。(抗体なし)
そして「風疹」の抗体。
基準値を超えてしまっているので、もし妊娠中に風疹にかかってしまったら赤ちゃんに影響が出てしまうので、風疹ワクチン接種推奨レベルとのことでした。
ここへきて風疹ワクチン…
ただ先生に接種した方が良いか相談したところ、数値としてもそこまで緊急度は高くないし、接種すると数ヶ月妊娠できないため、今後妊娠できないタイミングとかにワクチンを打った方が良いかもとのこと。。
今はせっかくチョコをチョコっと小さくしたとこやから(は?)風疹の注射はタイミングを見て打つことにしました。
また、旦那の結果も聞きました。
こちらも前回同様全く問題なし。
それにしても不妊の原因って本当に様々で、だからこそ色んな検査の種類があるなあと思いました。。(まだまだやっていない検査多数)
あと、触れていなかった先生について!
今回からは女性の先生を指名して診てもらいました。
この先生はめちゃくちゃテキパキしていて、話すのもかなり早く、見た目も短髪ですごくかっこいい感じです。
一見サバサバしているように見えましたが、患者の気持ちに寄り添った言葉選びや言い方で伝えてくれて、質問すると丁寧に答えてくれて、救われるような気持ちになりました。
この先生なら、私が妊娠できるよう親身になってくれそう、信頼できそうと感じました。
先生の言い方や態度って本当に大切だなと思った瞬間でした…
こうして引き続きDクリニックに通うことになります。
次回、卵管造影検査に続く。
まりの