体外受精 採卵に向けての準備
自己注射の方法を教えてもらった日から、自宅での自己注射が始まりました。
※ここから、生理開始日をDAY1としてあらわしていきます。教えてもらった日はDAY4でした。
ちょうどDAY5は休みだったので、旦那に注射の一部始終を動画撮りながら見守ってもらって(笑)
薬を混ぜたり諸々で10分ちょっとかかって、無事注射できました。
針を刺す瞬間はやっぱりかなり勇気が必要だったけど、
この時は初めて自己注射した時とは違って、ほぼ痛みは感じませんでした。
やっぱり昨日は場所が悪かったのかな…と、ちょっとホッとしました。
DAY6も仕事に行く前に注射し、
DAY7は、もう生理も終わる時期で、排卵に向けて体内のホルモンバランスも変わってきます。
なので、卵胞の育ち具合によって注射する薬の種類を変えるということで、Dクリニックに行きました。
順調にいくつか育ってきていたので、
・hMGフェリング
・セトロタイド
という2種類の薬に切り替えることになりました。
フェリングは引き続き卵巣を刺激して卵胞の発育を促し、セトロタイドは排卵してしまうのを抑制する働きがあるらしいです。
(なんとまあ色んな薬があること…)
フェリングの量は、年齢的に考えて、一番多い量より少し少なめの225単位でいけるだろうとのとこでした。
クリニックに行った日は、看護師さんが注射してくれるので、自己注射はしなくて済みます。
※ただ、腕に打たれるのでお腹より痛いことが多い
新しい注射薬をもらって帰り、
DAY8、DAY9は自己注射。
そしてDAY10に、また育ち具合を診てもらいにDクリニックに行きました。
すると、思ったより卵胞が育ってなくて、hMGフェリングの量をもう少し多めにして(最大量の300単位)、もう2〜3日様子を見るとのこと。。
子宮内膜症の手術歴がある人は、卵巣刺激が反応しにくいことがあるため、薬を多めにすることが多いと言われました…
子宮内膜症の手術でチョコレート嚢胞は取り除けたけど、手術したこと自体がこういうことに影響があるのか。。
とりあえずその日はクリニックで薬の量を増やして注射を打たれ、
次のDAY11も多め量で自己注射しました。
そしてDAY12に、もう一度Dクリニックへ。
卵胞は育ってきていて、右卵巣5個、左卵巣1個が見えるとのこと。(それぞれの大きさは忘れた💦)
この後卵巣刺激を続けても、他の卵胞が育ったり大きくなったりすることは考えにくく、
十分育っている良い大きさの卵胞が大きくなりすぎるので、
採卵は明後日にしましょう、ということになりました。
※通常、人間の体は1回の排卵で、一番大きく育った卵子が1個排出されます。
ただ、この卵巣刺激法ではできるだけ多くの卵子を育てて、1回の採卵でできるだけ多くの卵子を採ることで、作れる受精卵を増やすことが目標です。
なので、平均としては5〜10個の卵子を採るのが目標と言われているみたいです。
いよいよDAY14に採卵…
採卵日は、時間もきっちり指定します。
私は朝9時からに決まりました。
時間を指定するのは、
36時間後に排卵させる作用のある、hCG注射というホルモン注射を打つことで、排卵のタイミングをコントロールするためです。
DAY14の朝9時から逆算し、DAY12の夜9時に打つことになりました。
こうして、夜家に帰ってから、採卵前最後の自己注射をしました。
採卵に続く。
〜〜余談〜〜
自己注射とはいえ、結構病院行かなあかんな!?笑
結局2〜3日置きぐらいで通ったことになります。
まあ毎日行くよりはマシやけど…
私は今の会社に来て、割と自分のペースで仕事をやらせてもらっているので、病院に行くタイミングも調整しやすかったですが、
お客さんとのアポメインとか、急遽代わってもらうのが難しい仕事だと、仕事と通院の両立は結構厳しいんじゃないかなと感じました。。
卵胞の育ち具合によって、病院に行かないといけない日は直前にならないと分からないので、前日に仕事の時間調整のお願いをしたり、代わりの人を探して頼むのも、それだけでかなり言いにくいし気を遣うし…
前の職場だったらここまで不妊治療に専念できてなかったかもな…と思います。。