引っ越しとステップアップ
2021年6月、2回目の腹腔鏡手術が終わり、退院して2週間程は自宅療養をしました。
退院して2日目ぐらいに、右の下腹あたりが張ってきて、水ぶくれのようにブヨブヨし始めました。
感触も気持ち悪いし、お腹に違和感もあるので、念のため入院していたF総合病院に連絡すると、電話では分からないので来てくださいとのこと…
いつもの如く、11時に予約をし、13時頃に呼ばれました。(総合病院ってこんなもんなのか?)
先生が言うには、子宮も卵巣も炎症は起きていない、手術の時に身体の中に入れたガスが溜まってしまってるのかも、とのこと。
あと数日したらガスも吸収されて治まるでしょうと言われました。
数日様子を見ていると、ブヨブヨした感触がだんだん下に降り、足の付け根から足の方へと移動していき(なかなかキモい)、最終的にはなくなりました。
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翌月、術後の経過を先生に見てもらい、問題なかったので、不妊専門のDクリニックへ戻ることになりました。
ただ、この月は引っ越しでバタバタしていたので、通院はお休みしました。
実は不妊治療と並行して、10ヶ月前頃から打ち合わせを始めていて、家を建てました。
(まだ子供もいないのに子供部屋を想定した部屋を2つ作った)
家自体は大満足ですが、今まで通勤の途中で通えてたDクリニックがめちゃくちゃ遠くなりました。
こんな感じ。笑
家ーDクリニックーー会社
家ーー会社ーーDクリニック
新しい家は駅がかなり遠いので、基本的には車生活です。
しかしDクリニックは都会のど真ん中にあり、駐車場代がめちゃくちゃ高いです。
なので、車で通勤して会社の近くに車を停め、会社の最寄駅から電車に乗ってDクリニックに行くという方法になりました。
転院も考えたけど、せっかく色々調べて決めたクリニックだし、良い先生にも出会えたし…
それに、クリニックによって妊娠率はかなり違うと聞きます。Eレディースクリニックの先生も、「Dクリニックは妊娠率も高いし転院するのはもったいない」と仰ってたし…(紹介してもらってるからそう言うのかもしれないけど笑)
ということで、とりあえず引き続きDクリニックに通うことに決めました。
こうして、今まで家から20分ぐらいで行けたところ、片道1時間半〜2時間ぐらいかけてDクリニックに通うことになりました…
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引っ越しのバタバタ中でも、基礎体温を測って、自分たちでタイミングは数回取りました。
手術をして子宮も卵巣も綺麗な状態になった今なら…!と期待しながら迎えた翌月8月…
基礎体温が若干下がり、その日に少量の出血がありました。
毎回、「血が少ないかも?生理じゃなくて着床出血なのでは!?」と期待し、ずっと着床出血でありますようにと祈りながら過ごし、妊娠したらこの時期他にどんな症状があるか調べ…(毎回調べてるのに調べてしまう)
次の日しっかりたっぷり出血し基礎体温も下がり切って、生理だと認めざるを得ないパターン。
これまで何回も何回も経験してきた瞬間です。
※着床出血とは、受精卵が子宮に着床する時に出血(生理よりも少量)することがあり、時期的に生理が来る頃と重なるので、間違えやすいらしいです。
チョコレート嚢胞がなくなってもすぐに妊娠できなかった…と落ち込みました。。
生理が終わったら排卵が来る。
次の排卵期をどうするか決めないといけない。
手術をする前は、すぐにでも体外受精をしたい!と思ってたけど、EレディースクリニックやDクリニックの先生から、チョコレート嚢胞がなくなったので、まずは人工授精から始めても良いかも、と言われていました。
またこの時、ちょうど年明けから不妊治療が保険適用になるかもと言われていたこともあり、それまでは人工授精で頑張ってみても良いかもしれないな、と思い始めていました。
人工授精はあまり自然妊娠と変わらないかも、という気持ちもあったけど、体外受精は不妊治療の最後の砦。
体外受精に進んで妊娠できなかったら、もうそれ以上の治療がない…と考えて進むのが怖かったのかもしれません。
ということで、まずは人工授精にステップアップすることにしました。
まりの