2回目の挑戦 採卵編
2022年3月、2回目の採卵に向けてのホルモン投与等が始まりました。
DAY3(生理3日目)から、前回と同じくホルモン注射を開始。
子宮内膜症持ちには、通常より強めの刺激でないと卵胞が育ちにくいとのことで、前回より薬の量が増えました。
フォリルモンP、300単位をDAY5まで。
今回は、この時点で結構卵胞が見えてきているとのこと…!
左に6つ、右に4つ。
全部十分な大きさまで育ってくれますように…!
DAY6からは、卵胞を育てる薬がHMGフェリングに替わり、排卵を抑える効果のあるセトロタイドも追加で打つことになりました。
また毎日自己注射の日々が続きました。
薬剤を混ぜたりする手順は慣れたものの、注射するのはどうしても慣れません。
よくテレビで芸人さんとかが、バンジージャンプを飛ぶ直前で怖くなって、そこからどうしても飛べなくて何時間も経ってしまう…
という光景を見るけど、その気持ちがめちゃくちゃよく分かった。
お腹の肉をつまんで、アルコールシートで刺す箇所を拭いて、
いざ刺すぞ…!と決心して針がお腹に当たる直前まで行くけど、そこからがやっぱり怖くなってやめてしまう…
意を決して、もう一回つまみ直してアルコールで拭いて………っやっぱり無理!!!
というのを、気付いたら10分以上繰り返してしまってることもしょっちゅう。
薬剤は冷蔵庫保管の繊細なものなので、そんなに長い時間かけるのはよくないのも頭では分かりつつ、1回目の採卵周期の時よりも注射が怖くなって時間がかかってしまいました。
病院が近かったら、注射してもらいに行くのにな…
そんな毎日を乗り越え、卵胞の育ち具合は前回よりも順調でした。
採卵できるのは、16mm以上に育ってる卵胞で、今のところ左右ともに3個ずつありそう。
DAY12には採卵できるでしょうとのこと。
採卵の36〜38時間前に、最後のホルモン注射をしないといけないので、
DAY10の20時半に、HCG10000単位を無事、自己注射しました。
(やっと自己注射の日々が終わった…!!!)
そしてDAY12、採卵当日。
幸い旦那休みの日だったので、一緒に行きました。
(朝の8時15分に受付だったので6時半頃出発…!まあ、麻酔打つので化粧ダメ・絶飲食なので、朝ほとんどやることはない。笑)
まずは私の卵胞の具合を確認。
採卵できそうだったので、旦那も採精に向かいました。
私は前回同様、ダサめの青い検査用スカートとヘアキャップを身につけて待機。
看護師さんが点滴を打ちに来てくれて、その後手術室へ。
足を置くと自然に開脚させられるベッドの上に寝転び、点滴から麻酔を流します〜と言われる。
医師が出てきて私の股のところがライトで照らされたのを見たあたりから記憶なし…
次に目覚めた時は安静室のベッドの上で、横には前回同様、カロリーメイトとボディメンテが置いてありました。
時計を見ると、12時半。
…え!!!4時間ぐらい寝てた!!
起き上がってみて、ボディメンテを飲んだりして、動けそうか確認してから、旦那に戻ってきてもらうように連絡。
(いつ呼ばれるか分からんから病院の近くをひたすらウロウロしてたらしいごめん…)
まだ麻酔の影響で、ぼんやり気持ち悪いものの、歩けるようになったので、着替えて膣内のガーゼを抜いてもらいに内診室へ。
ドゥルルルルン、ズズズ、ズズズ…
という奇妙な感覚。ちょっと気持ち悪いけど、ガーゼが抜かれるとお腹が圧迫されてた感覚がなくなり、ちょっと楽になりました。
看護師さんから抗生物質と黄体ホルモン剤(デュファストン)をもらった後、培養士面談があり、旦那と一緒に聞きました。
採卵結果は、なんと7個…!
前回は3個だったので、倍以上採れたことにホッとしました。
(注射頑張って良かった泣)
前回の時の記事にも書きましたが、受精方法は選べます。
体外受精は卵子に精子をふりかける方法、顕微授精は培養士さんが精子を卵子に注入する方法。
顕微授精の方が値段は高いけど受精確率も高い。
卵子が複数採れた場合、いくつかを体外、いくつかを顕微と分けることもできるのですが、前回全て顕微だったのに胚盤胞に至らなかったトラウマもあり、今回も私達は7つ全て顕微授精を選びました。
値段は高くなってしまうけど…せっかく頑張ったこの周期を絶対無駄にしたくない…!
どうか、せめて1個だけでも成功しますように。
その日はお昼ご飯を食べたら、帰ってゆっくりしました。
次回、培養結果へつづく。
まりの