やめてもいいんだよ

不妊治療の備忘録

不妊専門クリニックデビュー?

C総合病院での子宮のポリープの手術後、経過も問題なかったので、私は部長先生に、不妊治療専門のクリニックを紹介してほしいと伝えました。

先生はクリニックを3つほど紙に書いて紹介してくれました。


家に帰ってから、全部のクリニックのホームページを見て方針等を確認し、色んなサイトの口コミをくまなく見て(笑)

1つのクリニックに行くことにしました。(Dクリニックとします)


ポリープの手術が終わったら本格的に不妊専門のところに行こうと思ってたので、それまでに本を読んだり、不妊専門のところに通っている人の投稿とかもいっぱい見て勉強していました。

なので、ある程度自分の中でクリニックを選ぶ基準がありました。


・婦人科で不妊治療もできるというのではなく、不妊治療に特化している(体外受精などの高度不妊治療ができないところが多いから)

体外受精で採卵する時に麻酔をしてくれる(痛いの嫌)

・駅近で通いやすい

・子連れNG(総合病院の産婦人科で、小さい子を連れてる人を見るだけでも辛かった。子連れの人がクリニックにいたら、「あの人は1人いるからまだいいやん。自分は妊娠すら1回もできない。」って勝手に比較して勝手に心がざわざわしちゃうのが目に見えてるから。その人だって1人目も不妊治療で苦労してやっと授かった可能性もあるけど、子供がいるという事実だけで自分にとっては羨ましく感じてしまうと思った。)

・夜診もやってる(仕事をしてても行けるように)


などなど…


Dクリニックは上の全てに当てはまっていて、ホームページに載ってるクリニックの写真も綺麗で、口コミでも、先生や看護師さんが親身になってくれる等いい感じの感想が多かったので選びました。

特に「当院の治療方針により、お子様を連れてのご来院はご遠慮ください」というようなことが書いてたのがすごく心強かった。



早速電話をして、C総合病院から紹介してもらって受診したい旨を伝えると…

初診は今からだと、ゴールデンウィーク明けになるとのこと。(しかも平日で。土曜はもっと先まで埋まってるとのこと…)

…1ヶ月以上先!?!?

一刻も早く前に進みたかったけど、しょうがない。


初診は夫婦で来てくださいとのことで、旦那と予定を合わせて、ゴールデンウィーク明けの一番早く入れるところで予約。


それまでは引き続き、C総合病院で排卵日を予測してもらい、タイミング法を続けていました。(もちろん妊娠せず。)

また今までの手術などの治療歴を書いたDクリニック宛の紹介状を書いてくれました。



そして待ちに待ったDクリニック初日…


Dクリニックはビルのワンフロアにあり、問診票を書いて診察券をもらいました。

診察券には、患者番号が書いてあり、名前ではなくこの番号で呼ばれるとのこと。

個人情報への配慮がすごい。

周りを見回すと、私と同じぐらい(この当時29歳)や、私より若そうな人も多くいました。


そして旦那と一緒に待つこと数十分…

私の番号が、中央のスクリーンにでかでかと表示され、内診室へ。


内診室の手前に着替える部屋が2つあり、1人が着替えてる間に別の人が診察を受けるというシステム。

それが2つあるので、2人の先生がそれぞれの内診室で診察してるっぽい構造。


下半身を全部脱ぎ、診察イスにすわって内診される。

診察イスの前にはカーテンがあるので、まだ顔も合わせてないのに先に陰部を見られるという何とも言えないキモチ🥺


内診が終わってしばらくすると、旦那と一緒に診察室へ案内されました。

そこには男の先生が座っていました。

そして話し始めたんですが…いきなりすんごいタメ口上から目線…!!!

こっちから何か質問しようとしたら、それに被せるように高圧的な言い方で返される。

あまりにも強く無愛想な言い方をされるので、だんだん悲しくなってきて、もう最後の方は涙目で聞いていました。


どういう言い方されたか具体的な言葉はもう覚えてないけど、

(やばい私この人無理かもしれん…)

と早くも心が折れそうになる。。。

せっかく良いと思って来た不妊専門クリニックやのに辛い…


まあとにかく、その男の先生が言ってた内容を要約するとこんな感じ。


〜〜〜

今の状態では、自然に近い妊娠(タイミング法、人工授精)は厳しそう。選択肢としては3つ。


1.すぐに体外受精をする。(ただしチョコレート嚢胞があるから、採卵時に卵巣に針をさすことに伴う感染症の恐れあり)

2.チョコレート嚢胞の手術をしてから、タイミング法や人工授精あたりから始める。

3.半年〜1年ぐらい薬を飲んで生理を止めて、チョコレート嚢胞が小さくなってから人工授精あたりから始める。



さて、あなたならどれを選ぶ?笑



私の選択は、、、

体外受精をするならリスクのない万全の状態でしたいし、既にこの1年で手術は2回も経験したので避けたかったし、まだ年齢的にも余裕はあるかなと思い、とりあえず3の、薬を飲んでチョコレート嚢胞が小さくなることを期待することにしました。


チョコレート嚢胞の治療自体は不妊治療ではないと見なされ、治療はC総合病院で再びやってくださいと言われる…


えーーー!?せっかく意を決して来たのに!?


…ということで、すぐにC総合病院に戻ることになりました😇

今後様子を見て、人工授精とか体外受精をもししたいということになったら、またDクリニックに来てくださいとのこと。

(次来る時は絶対他の先生指名してやる…!他の先生もヤバかったらもうこのクリニックは無理だ。笑)



〜〜〜〜〜


ところで、7年働いた会社を辞めた後、4月からは両親がやっている会社で働かせてもらうことになりました。

今までと違い、毎日のスケジュールがガチガチに決まっておらず、自分の裁量でできる仕事をやらせてもらえたので、通院もしやすくなりました。

あと今なので言ってしまうと、今までは女性が9割ぐらいで人もめちゃくちゃ多い職場だったので、自分より後に結婚した人も周りでどんどん妊娠・出産していき、そういう話を直接聞くことも、耳に入ってくることも多くて辛かった…(誰も悪くないんやけど)

次の会社はほぼ男性しかおらず、その点では精神的に助かってる気がします(笑)

(たまにお子さんの話とか奥さんが2人目妊娠したとか聞くこともあるけど)


ただ誤解してほしくないのは、自分より先に妊娠・出産しても大好きな友達や同僚には変わりないです。

私は周りに割と治療してることを言ってるので、私が自分から聞かない限り、つわりとか出産とかの話を私の前でしない人がほとんどで、助かる反面、気を遣わせてしまっているなと思う時もあります。

不妊治療で上手くいかず落ち込んでる時に、出産の報告など重なるとやっぱり確かにつらい。

それはただタイミングが悪かっただけ。

それよりも、私に子供ができないことで、大好きな人たちと疎遠になるのは悲しい。


気を遣わせてしまっていて申し訳ないんですけど、こんな気持ちなので、周りの皆さん、変わらず仲良くしてほしいです。笑



次回、薬でのチョコレート嚢胞治療へ続く💨


まりの