チョコレート嚢胞手術前検査
チョコレート嚢胞の手術をすると決まってから、C総合病院に転院し、手術前検査を受けました。
今まで通っていたB総合病院は、歴史ある感じの建物で、全体的に古くて少し暗い印象でした。
しかし今回転院したC総合病院は、建て替えたばかりだったようで、めちゃくちゃキレイ!明るい!!
(この病院に入院できるならまだ良かったな〜
…病室にWi-Fiあるんかな?)
とか考えてました。笑
朝行って受付を済ませ、検査のために色んな科をまわる。
手術は全身麻酔で行うため、麻酔が受けられる状態かどうか等を確認するらしい。
レントゲンをとったり、血液検査のために採血されたり、心電図をとったり…
一般的な健康診断みたいなものでした。
ただ、肺機能の測定?は、初体験でした。
鼻をクリップでつままれ、チューブみたいなのを口に咥えて、
大きく呼吸してください〜
次に、息を吸った後、一気に吐ききってください〜
みたいな感じ。
結構全力でやらないといけない。
歌を歌ってる者として肺活量で恥ずかしい結果は出せない!!!(どこでプライド発揮してんねん)
という感じで、無事一通りの検査をまわり、最後に婦人科で部長先生の話を聞くため、婦人科のところの椅子で待ちました。
しかし1時間待っても呼ばれない…
その間に、すごく若そうなカップルが来て、看護師さんと話してるのが聞こえました。
女の子の方は妊娠してるようでした。ただ未成年で結婚もしていなかったのか、「ここで産みますか?親御さんにも来てもらえますか?」などと聞かれている…
事情は全く知らないのに、自分と比較してしまい、複雑な思いになりました。(ダークまりの)
(私たちはもっと親になる覚悟ができてるのに…いつ赤ちゃんが来てくれてもいいのに…
私がチョコレート嚢胞になる前だったら、この子たちみたいにもっと若かったら、すぐに自然妊娠できたのかな…)
その後も全然呼ばれないので、病院内のレストランに行ってお昼ご飯を食べ、戻ってきたらしばらくして呼ばれました。
(病院って予約してるのになぜこんなに待つのか、、、)
3週間後に、今日の検査結果と、術前説明をするので、家族と一緒に来てください、とのこと。
部長先生は平日の朝だけ(しかも○曜日と○曜日だけとか)しか外来診療してないので、もちろん通院も全て平日の朝。
また会社の他のメンバーに予定調整してもらわないといけない上に有休が通院でどんどんなくなっていく…!!!
〜〜〜〜〜
3週間後、旦那も有休をとって一緒に来てくれました。
1人だと話す相手もいないし、不安なので手術の痛みとか術後の妊娠率とか色々調べてしまってどんどん不安になっていって、最終的に待合室なのに1人で泣く、というループを繰り返しがちなので、旦那が一緒に来てくれるのは心強かった。
術前検査の結果は問題なく、通常通り手術ができそうとのこと。
部長先生は、手術の仕方を図に描いて説明してくれました。
腹腔鏡手術で行うとのこと。
腹腔鏡手術とは、おへその下10cmぐらいのところ真ん中・左・右と、おへその計4ヶ所を切って、そこから内視鏡やメスなどの器具を入れて手術する方法。
ただし、もしそのやり方で上手くいかない場合は、開腹手術に切り替える可能性もあるという。。
お腹を大きく切らないで良いとは言え、4ヶ所もお腹に穴を空けるのも怖いし、お腹に跡が残るのもかなり悲しい。(私のおへそ、きれいな形やのに…←)
でも、これを乗り越えたら生理痛も軽くなるし、妊娠もできるかもしれない。
そう自分に言い聞かせながら話を聞いていました。
そして、入院までによく読んで、入院当日に持ってきてください、と言って大量の書類を渡される。
入院のスケジュール、入院の注意点冊子、麻酔の同意書、臨床研究への同意書、輸血の同意書、身元引受&支払保証書 etc...
とくに身元引受〜のは、別住所の連帯保証人の署名が必要なので、実家に持っていって親に書いてもらいました。
大人になってからの初めての手術・入院です。
先生の話を聞いた後、看護師さんから入院のスケジュールや準備するもの、注意点などを聞きました。
手術の前日から入院し、手術後およそ5日ぐらいで退院できるとのこと。
入院前日に、オイルを含ませた綿棒などで、おへそを掃除しておかないといけないのが特に独特でしたw
あと、部屋にWi-Fiがあるか看護師さんに聞きましたw(あるとのこと。やったー!)
こうして2019年7月、腹腔鏡手術をすることになりました。
術前検査と、結果を聞きに行った分だけで、合計2万円ぐらい。
この後も、自分の目を疑うような金額がどんどん登場します…
この年から我が家の医療費が爆上がりしたのは言うまでもありません。。
まりの