やめてもいいんだよ

不妊治療の備忘録

腹腔鏡手術②

※入院〜手術までは、前回の腹腔鏡手術①参照

手術後、お見舞いに来てくれた家族が帰ると、ほぼ寝ていました。
酸素マスクは外れたけど、まだ起き上がれないので、手の甲の点滴はそのまま、尿道には尿の管も入れられていました。
お腹の手術箇所あたりには、用意しておいたサラシみたいな腹帯を巻かれてました。

看護師さんは定期的に来て、体温と血圧を測り、酸素濃度を測り、腹帯を開いて傷の状態を確認してくれました。
そして消灯時間…

ずっと寝てたから逆にもう眠くないし、ずっと同じ体勢やからそろそろ背中痛い…
ちょっと横向いてみる。。

あ、尿の管が中で当たって痛い。
点滴の手も突っ張るから自由に動かせない。
あとお腹の傷痕ちょっと痛くなってきた…
あと…隣の人のいびき独特すぎて気になって余計寝られへん。

色々不自由を感じつつ、やっと寝れそう…と思った頃に、看護師さんが体温などを測りに来る…

寝れそうやったのに😭

結局、2時間置きぐらいに看護師さんが来たし、痛み止めをもらったけど傷口がちょっと痛んだのもあり、寝たのか寝てないのかよく分からず朝になりました。。


手術の次の日の朝、看護師さんに手伝ってもらって起き上がり、歩行練習。
自分でトイレまで行けたので、無事尿管を抜いてもらえることになりました!
どぅるるるるるるん!って感じで抜かれるのがまたなんとも気持ち悪かった…)

お昼になり、お粥と2〜3種類のおかずが出ました。
1日半ぶりの食事…!!!嬉しい!!
この食事が無事に食べれたので、点滴も抜いてもらえることになりました。

1日程度の不自由やったけど、開放感が半端なかったです。笑

その後も順調に回復し、傷口に貼ってたテープを剥がしシャワーが浴びれるようになりました。

入院中はほぼ毎日母が来てくれて、旦那も仕事終わりや土日に、あとは幼なじみも来てくれて、すごく心強かったです😢
旦那は、タオルや下着等の洗濯物を持って帰って、新しいのを持ってきてくれたりもしました。

1人の時は、アマゾンプライムでダウンロードしておいた映画を観たりしてました。
ベッドに取り付けられるスマホホルダーが大活躍でした👏

こうして、入院7日目に無事退院しました。

お会計:96,244円
※幸い、保険会社に勤めてたこともあり、医療保険に入ってたし、女性疾病の保障を手厚くしてたので、保険で全て賄えました😳!
保険に入ってて良かった。笑


腹腔鏡手術は、麻酔中に痛いことはほぼ全て済ませてもらえるし、傷口も1cmぐらいの最小限で回復も早い手術。
出産の方が何百倍も痛いし、命懸けだし、壮絶なことは分かってる。

でもそれでもいいから我が子に会いたい。
私はこれを乗り越えなければ妊娠というスタートラインにすら立てなかったようだから…
出産できる人が羨ましい。
もうできれば手術なんてしたくないな…

この時はそう、思いました。

まりの