やめてもいいんだよ

不妊治療の備忘録

【MV公開】やめてもいいんだよ セルフライナーノーツ

不妊治療をテーマにしたオリジナルソング「やめてもいいんだよ」をYouTubeに公開しました。

youtu.be

今日はこの曲を作った時の気持ちなどをセルフライナーノーツ的な感じで書いていこうと思います。

 

 

私の治療歴はこのブログに書いてきましたが、2018年10月の結婚式が終わってすぐに妊活を始めました。

その後すぐ子宮内膜症が見つかり、チョコレート嚢胞の腹腔鏡手術を2回、子宮内膜ポリープの子宮鏡手術を1回、タイミング法、人工授精、体外/顕微授精と経験してきました。

 

最初は基礎体温を測って排卵日を自分で予測することから始めました。

私は生理も基礎体温も規則正しく、毎月きっちり生理前には体温が下がり、生理がきました。

良いことなのだけど、それが逆に残酷で…

ジグザグの基礎体温グラフは生理前にきっちり下り坂。

ああ、今月もまた下ってしまうのか…

タイミング法を始めても、人工授精を始めても、毎月その繰り返し。

 

 

生理がきては泣いて。

友達や、芸能人ですら、妊娠・出産報告を見ては泣いて。

自分の心が乱れてしまいそうなSNSの投稿や芸能ニュースは極力遮断しても、

外に出ればどうしても妊婦さんや子連れ家族を見てしまう。

できるだけ視界に入らないようにやり過ごす。

あの人だって、同じように不妊治療を頑張った結果なのかもしれない。

そう頭では言い聞かせるけど、やっぱり羨ましくてたまらない。

 

 

体外受精に進むとさらに身体的にも精神的にも経済的にも堪える。

毎日の自己注射。

1~2日前にならないと立てられないスケジュールに、片道2時間弱の通院に長い待ち時間。

それでも卵が育たなかったり、育っても受精しなかったり、受精しても着床しなかったり…

何十万もかけて、仕事の調整をして、何時間もかけて通って、痛い注射や採卵を乗り越えて頑張ってきたこの一連の流れを、また一からやり直しなのか…

そう思うと心が折れそうになる。

 

 

でも、ありがたいことに旦那と過ごす毎日は何年経っても楽しい。

こんな暮らしができて幸せだし、いつも旦那には感謝しています。

 

2人で一緒に子供を育てるのを想像しては、

もしかしたら一生叶わないかもしれない…という気持ちもよぎる。

 

でももし子供ができなかったら、特別養子縁組という選択もあるし、

国内外を2人でいっぱい旅行に行ったり、移住を考えたりもアリ。

どんな形も自分たちで選択できる。

大きな決断や責任も伴うけど、それはそれで楽しそうじゃないか。

いざ不妊治療をやめるとなると、もちろんきっぱり気持ちを切り替えられるはずはないと思うけど。

 

他人から「不妊治療もうやめたら?」なんて言われたらモヤっとすると思うけど、

自分で「やめてもいいかな」と思えるのはまた別。

 

 

だから、せめて自分を励ますような、寄り添ってくれるようなものが欲しいと思いました。

そして不妊治療をテーマにした曲を探しましたが、思うような歌は全然見つからず。

それなら、自分で作ってみようと思い、この曲の制作につながりました。

 

あと一歩、頑張ればきっと報われる、みたいな背中を押してくれる歌もいいけど、

そんな精神状態じゃない時だってある。

 

いつまで頑張ればいいの?何も分かってないくせにそんなこと言われても。

そんな捻くれた感情になってしまうこともある。

そんな時に少しでも気が楽になるような、自分のための歌があれば良いな。

 

そしてもし同じような気持ちの人がいたら、少しでも寄り添える歌になれば良いな。

そんな想いで生まれました。

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

アレンジは、今回録音・打ち込みすべてセルフで行いました。

決してハッピー全開な曲ではないけど、アレンジはあえて明るめで華やかにしてみました。

これから向かっていく未来、どんな形であっても、明るく楽しくワンダフルでありますように、と願いをこめて。


2022.8.21追記

各種音楽配信サービスより、配信も開始しました。

良ければ検索・ダウンロードして聴いてみてください。

 

 

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やめてもいいんだよ / 青木まりの

 

あぁ初めてここに来た日から
知らぬ間に 3年も経ったんだな
お腹の山 目を逸らしてしまう
それぞれのペースとわかってるけど

でこぼこの道を下っていくあの気持ち
毎回そんな繰り返し

今日もたくさんの愛を胸に
泣いてたこと 知ってるよ
また次があると前見て
手を握りおやすみ
いつか2人の宝物
出逢えたなら ワンダフル
だけどそれが全てじゃない
やめてもいいんだよ


コロコロと変わるスケジュール
ステップを踏むたびに傷を負う
あぁそれでも 諦められない
一度でもこの手に抱いてみたい

何度サイコロを振ってもふりだしに戻る
そんな繰り返し

今日もたくさんの痛み胸に
泣いてたこと 知ってるよ
でも忘れないでいたいね
隣にある笑顔
これから作っていく未来
どんな風でも ワンダフル
ずっと笑いの絶えない
家族でいられたら

今日もたくさんの愛を胸に
泣いてたこと 知ってるよ
また次があると前見て
手を握りおやすみ
いつか2人の宝物
出逢えたなら ワンダフル
だけどそれが全てじゃない
やめてもいいんだよ
これから作っていく未来
どんな風でも ワンダフル
ずっと笑いの絶えない
家族でいられたら

しばしのおやすみ

2つ前の記事でも書きましたが、初めての顕微授精が、分割停止で終わってしまった時、しばらくお腹が痛くてムカムカする感じが続きました。


Dクリニックに行った時に伝えると、子宮内膜症がまだ燻っている可能性があり、採卵の影響もあって卵巣が腫れてるかもと言われました。


この状態でまた次の周期に採卵をすると、卵巣に負担がかかってしまうので、とりあえず次の周期はしっかり休めてから臨んだ方が良いとのことでした。



子宮内膜症は、排卵を抑制して妊娠に近い状態にすることで軽減できます。

なので、次周期はただ休むだけではなく、ピルを飲んで排卵を止めることになりました。



せっかくの1周期を無駄にしてしまう…という思いと、

次の周期は痛い思いもしなくていいし、治療のことを考えなくて済む…と思うとちょっとホッとした気持ちが入り混じっていました。


ピルを飲むから自然妊娠の可能性もないし、この1ヶ月ほどはのんびり過ごしました。



今回私が処方されたのは、「マーベロン」というピルでした。

ピルは人生で初めてだったので、他のピルも全部こうなってるのかは分からないけど、曜日が書いてくれてるのが画期的で便利でした。笑

飲み忘れしやすい私に優しい設計。

(21って、21日分ですってことかな?わかりやすい。笑)



ピルを飲んでいる期間に、次のチャンスで少しでも可能性を上げたいと思い、自分の生活を見直しました。


今まで食生活はちょっとは気を付けてはいたけど、それ以外に妊娠しやすい体づくりをあまり意識できていなかったなと反省し、

ストレッチ・ヨガ・筋トレを始めました。



といってもガッツリとメニューを決めている訳ではなく、インスタとかで筋トレやストレッチをしている動画を見ながら一緒にやったりする程度ですが、、


朝は時間があればラジオ体操第一を思い切りやる。笑



その後は夜しか時間が取れないので、お風呂上がってからヨガマットの上で、

上体ひねり腹筋、四つん這いで足上げ、立って足上げ&ひねり(名前わからん笑)

そして肩や背中や足などをのばすストレッチ…

そしてヨガのポーズ数種類…

という感じ。



筋トレマニアの旦那には、こんな時間から激しい運動せん方がいいでと言われるけど、

まーやらんよりはマシやん?そんなに激しくないし?と言って続ける。笑


※本当は、筋トレ系はお風呂入る前の方が良いっぽいです!笑



そんな感じで1ヶ月ほど過ごし、ピルを飲み終わってしばらくすると、次の生理がきました。


まりの

気をつけていること〜食生活編〜

今日は番外編で、不妊治療中の日々の生活の中で気をつけてきたことをまとめようと思います。
今回は食生活。

今年に入ってから始めたものもあれば、不妊治療を始める前からの習慣もあり、いつ頃から始めたかはもはや覚えてないので…笑
思いついた順に書いていきます。


●アルコールを控える
これは我慢してる訳ではなく、そもそも飲めません。笑
大学生の頃とか、チューハイ2杯飲んだだけで気持ち悪すぎてずっとトイレにこもってた…(遠い目)
私の生活の中でお酒を飲む習慣がそもそもないので、禁酒のストレスみたいなのがなくて良かったなと思ってます。

※ちなみに旦那も飲み会等でみんなに合わせる時以外は飲みません。


●冷たい飲み物を避ける
妊娠にはとにかく体を温めることが大事と聞きます。
元々冷え性というのもあり、飲み物が冷たいと体を冷やすので極力避けています。
・カフェでは夏でもホットを頼む
和食屋さんとかありそうな所では、お冷ではなく熱いお茶があるか聞く
・言えそうな所ではお冷は氷抜きでと頼む
・コンビニでは常温で置いてる飲み物を探す
・家で飲むものに氷は入れない(なるべく常温)
などなど。。。

まあ、アイスは食べるけどな←


●カフェインを摂りすぎない
私は元々コーヒーはほぼ飲まないので、カフェインを気にしてコーヒーを我慢するということはありません。
紅茶や緑茶は好きなのでたまに飲みます。
でも温かい飲み物が欲しくなったら、カフェインが入っておらず、抗酸化作用があって体にいいと言われているルイボスティーを飲むようにしています。
(最初はルイボスティーの味自体がダメでした…ミルクを入れて味を薄めたりして(笑)飲んでるうちに、だんだん慣れてきました)

まあ、チョコ(カフェイン入り)は好きなので食べるんですけどね。笑


●毎日朝食はしっかり食べる
妊娠のためというより、健康のためという意識でやってますが、長く続けているメニューはこちら。
・全粒粉の食パンをトーストしてバターを塗る
・ヨーグルトにバナナとはちみつを入れる
・飲み物はアーモンドミルク(砂糖不使用)を45℃に温める

パンは好きなので外せないけど、ちょっとでも体に良いものをと思って全粒粉(笑)
バターよりも亜麻仁油とかもっと体に良いものがあるのは知ってるけど、バターが好きなのです。笑

あと毎日発酵食品は摂った方が良いと聞いたのでヨーグルトと、お通じが良くなるのでバナナ。

飲み物は、前までは牛乳を温めて飲んでたけど、アーモンドミルクは牛乳よりもカロリーが低いし、ビタミンEが豊富らしいです。
ビタミンEには、抗酸化作用があって、卵子の酸化を防ぐ効果など妊娠に効果が高いみたいです。
体を冷やさないように温めるけど、アーモンドミルクは50℃以上になると成分が失われてしまう?らしいので45℃ぐらいにしてます(笑)


●お昼は色んなおかずが入っているお弁当
これはもはや妊娠のためでも何でもなく(笑)、
安くて日替わりで違うおかずが入っている女性向けのお弁当があって(¥400)
お弁当やさんが職場に毎日配達してくれるのでそれを食べてます。
ご飯も五穀米?かなんか(よく分かってないんかい)で体に良さげ。←
これにインスタントのお味噌汁(わかめ入れる)もつけて食べる。

毎日お弁当を作っていくというストレスはないし、安くて多品目の食品を摂れるので良いなと思ってます。
(旦那も職場の食堂で安くで食べてる)


●夜はサラダのみ(寒い時期以外)
サラダだけ!?とよく言われるんですけど(笑)
これは私がやり始めたわけではなく、筋トレマニアの旦那が減量のためにやりたいと言って始めた←

こんな感じ。(入れ方適当すぎ)

基本的にたんぱく質をたくさん摂って、糖質を抑えたいというコンセプトらしい。

(これのために1人1つずつサラダボウル買った。でかすぎた←)


よく入れる食材はこんな感じ↓

(全種類って訳じゃなくて、野菜はその時スーパーで安かったものを3〜5種類、たんぱく質は2〜3種類、その他は基本毎回同じ)


野菜は、レタス、水菜、小松菜、にんじん、アボカド、プチトマト、だいこん、きゅうり、かぼちゃ、かいわれ、キャベツ、豆苗、ブロッコリー、白菜etc…

たんぱく質は、サラダチキン、豚しゃぶ、ちくわ、カニカマ、ゆで卵、チーズ、ツナ、豆腐、油揚げetc…

その他は、ナッツ(アーモンド・くるみ・カシューナッツ等)、チアシードもち麦etc...


ドレッシングは、ごまドレが多いけど、オリーブオイル+塩で食べることもたまにある。


サラダって結構なんでも入れられるし、毎日晩ごはんの献立を考えなくて良いし、洗い物少ないし、入れる具材によって毎日味も変わるし、結構お腹いっぱいになるし、意外と便利だなと思ってます。笑


サラダチキンは鶏むね肉を買ってきて、旦那と手分けして一緒に手作りする。

2枚で4日分ぐらいできるから、4日ごとに作る感じ。


※ただし、冬はさすがにサラダは寒いので(笑)、11〜3月頃は普通の家庭のような晩ごはんにします。

(ただ白いご飯はつけないことが多い)



●夜中に食べない

うちは旦那の帰り時間の関係で晩ごはんが遅いので耐えられるのかもしれないけど、

22時以降とかにお腹が空いても間食?はしないようにしてます。

まあ、歯磨いた後やったら、もう一回磨くのめんどくさいし…という理由もある。笑



●ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛葉酸、鉄をサプリメントで補う

ビタミンは元々美容のためにサプリを飲んでました。

その後、妊娠前から飲んでおいた方が良いと聞いて亜鉛葉酸・鉄を補うようになりました。

亜鉛は女性にはあまり関係ないかも?)

葉酸は特に、食事以外からも1日400μg摂るのが推奨されているみたいなので、この量にも気をつけて摂取しています。



〜〜〜〜〜


なんか書いてみると、めちゃくちゃ気をつけててすごwww

と思われるかもですか(笑)

小腹が空いたら間食もするし、外食や友達といる時は気にせず自分の食べたいものを頼みます。

ただストレスは抱えないようにというのは心がけてます。

旦那がプロテイン飲むマンなので、私も健康のためにと思って数日飲んでみたけど、なんか気分が悪くなったので辞めたり。笑)


この食生活が妊娠にどれぐらい影響するのか全然分からないけど(全く関係ないのも、逆にあまりよくないのもあると思う。笑)、

無理のない範囲で、良さそうなことをこれからも取り入れていこうと思います。


まりの


体外受精 受精卵の運命

DAY14(生理開始から14日目)の採卵後、お腹が痛くて帰ってからはほぼ寝ていました。


次の日のDAY15は受精確認の日でした。


私の行っているDクリニックでは、培養士さん直通の番号に、指定された日時にこちらから電話をして結果を聞くシステムです。


私の場合はDAY15の13:10。(分刻み…!)

まだちょっとお腹は痛かったものの、体調はほぼいつも通りでした。


午前中ずっとそわそわしながら仕事をし、昼休みが終わる頃に電話しました。



「採卵数3個のうち、2個受精しました。」



…2個…!良かった!

採卵した全数が受精するとは最初から思ってなかったので、2個は受精できててホッとしました。



さて、この受精卵はこの後、子宮に「移植」をするという流れになりますが、移植のタイミングは2種類あり、それによって受精卵もそのまま移植するのか、一旦「凍結」するのか、扱いも変わります。


まず採卵の数日後にすぐに移植する方法。

この場合は、受精卵は凍結せずそのまま移植します。

凍結しないので「新鮮胚」といい、この移植方法を「新鮮胚移植」といいます。


もう一つは、採卵後すぐに移植はせず、次の生理が来た以降の排卵後に移植をする方法です。

そのため、受精卵を一旦凍結させておきます。

移植直前に融解して移植する方法を「凍結胚移植」といいます。



受精卵を凍結なんて…

大丈夫なの?卵は死なないの?なんか悪くなったりしないの?

と、ちょっと怖い気がしますが、凍結胚移植の方が着床率は高いと言われています。(ただし管理費などで凍結の方が費用はかかる)


新鮮胚をすぐに移植となると、卵巣刺激のホルモン剤の影響等で子宮内膜が薄くなっていたりして、子宮が着床の準備ができていない状態だからだそうです。



私も毎日注射による卵巣刺激法だったので、今回は移植せず、受精卵を凍結することにしました。



そして凍結するタイミングにも何段階かあります。


受精卵は「胚」と呼ばれ、2分割、4分割、8分割…と細胞が分割していきます。

この8分割まで進んだ状態(だいたい受精から2〜3日目ぐらい)で凍結すると「初期胚」と呼ばれます。


さらに分割が進み、着床段階までいくと「胚盤胞」と呼ばれます。(だいたい5〜6日目ぐらい)


(生物の授業思い出す…カエルの細胞分裂…)



初期胚は、体外での培養による負荷は少なく済ませられるけど、その後胚盤胞まで育たない可能性もある事等から、胚盤胞の方が着床率は高いと言われています。

(自然妊娠でも、卵管で受精し、分割しながら子宮に移動し、胚盤胞の段階で子宮に着床するらしいので、胚盤胞を移植する方が自然に近い?とかなんとか。知らんけど。)


私は受精卵2つとも、胚盤胞凍結を希望しました。



無事に胚盤胞まで育ち、凍結できたかどうかは、DAY20つまり受精から6日目にDクリニックに行って、採卵後の卵巣や子宮の状態確認を兼ねて聞きに行くことになっていました。


この数日間は、色々調べても何も変わらんし、もう祈るしかないので、

普段通りに過ごしました。




そして、、、凍結確認の日。


1人でDクリニックへ行きました。

10時に受付を済ませ、A子先生の面談に呼ばれる。


胚の培養結果の紙を目の前に出され、こう言われました。



「今回は残念ながら胚盤胞まで育たず、2つとも凍結できませんでした。。」


…え…

うそ…


その瞬間涙が溢れてきて、必死に堪えようとしてたけど、

先生の心中察したような寄り添った言葉がけで余計に涙が出てきました。


先生こんな感じのこと言ってたと思う。

「3日目までは順調に8分割まで育ったんですが、、

その後胚盤胞の一歩手前というところまで来て、6日目の今日も引き続き成長見てたんですけど…。。

ただ、仮に3日目の初期胚のところで凍結してたら良かったかというと、結局それで移植しても育たなかった可能性が高いですね。。

…どっちにしても、残念ですが…今回は妊娠につながる受精卵ではなかったかもしれませんね。。」



先生との面談は終わり、培養士面談のため一旦待合室へ。

待合室で下を向きながら必死に泣くのを堪え(られてなかったけど)

培養士さん(女性)に呼ばれ、個室で2人きりで培養の結果の詳しい説明を受けました。


まだ現実が受け止めきれずの状態でしたが…

この培養士さんの話し方が独特すぎて、急に冷静になる。笑


感情込めようとしてるのか、エレベーターガールのような抑揚で、さらに声を絞り出すように喋るから、それがおかしくて、ツッコみたいし笑いたいし誰かにも聞いてもらいたいしでもう全然内容が頭に入ってこず…笑


いや、笑える状況ちゃうやろ、と思いつつ、ちょっと悲しい感情忘れさせてくれて良かったです。笑



あと実は、前日から気持ち悪くて頭痛やだるさがあったり、夜中お腹が痛くて何回も起きたり、この日もムカムカしていました。

先生にそのことを伝えると、採卵の刺激で卵巣が一時的に腫れてるように見えるので、それのせいかもしれません、また4日後にもう一回見せに来てくださいと言われました。。


また、子宮内膜症がまだ燻ってる可能性もあるので、次の周期はピルを飲んで排卵を止めて様子を見て、採卵は、2ヶ月後以降に再挑戦のほうがいいかも、

とのことでした。



会計を済ませ、クリニックのビルの外に出た時、

急に悲しさと悔しさが込み上げてきて、いっぱい人が行き交う都会のビルの前で大泣きしてしまいました。。



あれだけ注射頑張ったのに、、、

また採卵からやり直し、、、また注射の日々がやってくる。。

子宮内膜症も2回も手術したのにまた邪魔してくる、、、


ビルの看板みたいなとこに隠れて泣いてたけど、多分横から丸見えやし周りの人も引くぐらい嗚咽してたと思う。。(トイレとか行けよ)


思う存分涙を出し切って、旦那にLINEしたら「美味しいもんでも食べ」というアドバイスを頂戴したので、スタバで飲んでみたかった季節限定のチョコレートなんとかフラペチーノを飲み…

(体冷やさないように普段は冷たい飲み物は飲まないけど、この日は飲んでやった!

 1月だったので、案の定めちゃくちゃ冷えた!!笑)


ほぼ泣き顔のまま仕事に行きました。


〜〜〜〜〜


※この記事を書いている今はもう体外受精が保険適用になったので、参考にならないと思いますが、記録として今回かかった費用載せておきます。


DAY1〜13の診察や注射代等合計:122,270円

DAY14の採卵日(採卵管理費・投薬):85,784円

DAY15〜20の培養期間(顕微受精・管理費等):278,380円


採卵だけで1周期:486,434円



もう、なんか感覚狂うよね。

移植はまた別でお金かかるからね。。


まりの


体外受精 初めての採卵

DAY12に最後の注射後、採卵前日のDAY13は注射はなしだったので、

特別なことはなくいつも通り過ごしました。


そして、採卵日当日のDAY14。

私は静脈麻酔での採卵だったので、採卵の6時間前から絶食、3時間前から絶飲でした。

8:45にDクリニックに着かないといけなかったので、朝起きてからは何も飲まず食わず。

ちなみに万が一何かあった時の顔色の変化が分かりにくいので、化粧もしてはいけない。


いつもの朝は朝ごはん用意して食べて化粧して髪の毛コテあててワックスとかつけて整えて…ってやること多いけど、

着替えるぐらいしかすることないので楽でラッキー♪笑


平日でしたが旦那も休みを取ってくれたので、一緒に7時頃に家を出ました。



クリニックに着き、事前に書いていた体外受精の同意書を提出。

まずは私が呼ばれました。

無事に卵が採れたら、今度は旦那が精子を採るという流れ。


靴を履き替え、更衣室に案内されました。

持ってきていた半袖Tシャツと靴下、そして渡された紙スカートに着替え、髪の毛が出ないように頭にキャップを被ってくださいと言われる。


着替えた姿がこちら。

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ダサすぎるwww

自分で持ってきたTシャツすらシワシワのヨレヨレでやばい。笑

(もちろんこの下ノーパンな。)



スマホなども全てロッカーに入れ、おずおずと更衣室から出て行くと、ちょっとしたブースのソファに座らされ、点滴の針を刺されました。


点滴なので関節を避けて平らな所に刺されるわけですが、前腕のど真ん中はやっぱり慣れてなくて怖い。。

前腕真ん中は嫌やな…と思いつつも容赦なく点滴を固定され、看護師さんが点滴を押してくれながら、手術室へ歩いて行きました。



手術用ベッドに寝転がり、酸素濃度測られたり、足をご開帳させられたり、準備が始まっていく。

そして、「点滴から麻酔を流して行きますね〜」と言われ……



……その次目覚めたら休憩室のベッドの上でした。

しかも時計を見たら11時過ぎ。


え!!!2時間も寝てたん!?

さっき手術室入ったとこやのに!?

…と麻酔あるあるを感じたところで、看護師さんが気付いて声をかけにきてくれました。


「しんどかったらもうちょっと休んでてもいいですよ〜」

と言いながら、ボディメンテとカロリーメイトを枕の横に置いてくれました。


ちょっとボディメンテを飲み、ゆっくり起き上がってみると、ちょっとぼーっとする。。

でも事前案内で、麻酔後2時間ぐらいは休む、みたいなこと書いてたので、

もう2時間経ってるし、起きなあかんやろ、と思い、とりあえず着替えました。


着替えてる最中も、

まだちょっとふらふらするかも…?これは歩いてたら治ってくるんか…?

という感じで、半信半疑のままトイレへ。


トイレがちょっと歪んだ感じに見え、頭がクラクラしました。

なんとかトイレを出て、看護師さんにまだちょっとしんどいかも…と伝えると、引き続きベッドで休ませてもらうことになりました。



この間、旦那はクリニック周辺を徒歩でウロウロして時間を潰してくれていました。

連絡しないと…と思いつつ、その気力もなく横になるとすぐ眠ってしまいました。。


……そして次目覚めたのは13時でした。。


座ってみて、まだちょっとぼーっとする感じはあるけど、もう動けそうな感じはしました。

お腹は空いてたので(笑)、置いてくれたカロリーメイトを全部食べ、ボディメンテを飲み、立ち上がってみても大丈夫そうだったので、

旦那に連絡し、戻ってきてもらいました。

(めっちゃくちゃ待たせて申し訳ない)



まず先生の話を聞く前に、私の膣の中に入っている止血用のガーゼを抜いてもらいました。

ドゥルドゥル、ドゥルドゥルドゥルドゥル…と抜かれていく感覚…(何とも言えん)


その後、2人で呼ばれ、先生の話を聞きました。


回収できた卵子は、3つ。

これを受精させ、明日になると受精結果が分かるので、明日の12時に確認の電話をください、と言われました。


とりあえず卵子は採れて良かった…

ただ、私のような卵巣刺激法をとった場合、採卵数は平均は5〜10個と言われている。。


あれだけ注射頑張ったけど、、、ちょっと少ないな…??

と、数が少ないことは少し不安でした。



私の場合、卵子が5個以上採れたら、受精方法を2種類に分けて試しましょう、という話をしていました。


体外受精の受精のさせ方は、厳密に言うと2種類あって、

1つは、卵子精子をふりかけて、精子自身の力で受精させる方法。(いわゆる体外受精

もう1つは、培養士さんが卵子精子を直接注入してくれる方法。(いわゆる顕微受精)


顕微受精の方が費用はかかるけど、より受精する確率は高くなります。

(Dクリニックの場合、卵子1〜5個までで、顕微受精するのに追加で55,000円。)


全て顕微受精するほうがもちろん確率が高いけど、初めての採卵だし、費用もかかるし、体外受精も試しておいて良いと思います、と勧められていました。



しかし、今回は3つしか卵子がとれませんでした。

なので、せっかくとれた貴重な卵を少しでも確率の高い方法で受精させたかったので、全て顕微受精で行ってもらうように希望しました。



その後、看護師さんに採卵後期に飲む薬をもらい、最後に2人で培養士面談を受けました。


受精卵の発育段階や培養方法について詳しく説明を受けて、その日は終了でした。



採卵後につづく。


まりの


体外受精 採卵に向けての準備

自己注射の方法を教えてもらった日から、自宅での自己注射が始まりました。

※ここから、生理開始日をDAY1としてあらわしていきます。教えてもらった日はDAY4でした。


ちょうどDAY5は休みだったので、旦那に注射の一部始終を動画撮りながら見守ってもらって(笑)

薬を混ぜたり諸々で10分ちょっとかかって、無事注射できました。


針を刺す瞬間はやっぱりかなり勇気が必要だったけど、

この時は初めて自己注射した時とは違って、ほぼ痛みは感じませんでした。

やっぱり昨日は場所が悪かったのかな…と、ちょっとホッとしました。



DAY6も仕事に行く前に注射し、

DAY7は、もう生理も終わる時期で、排卵に向けて体内のホルモンバランスも変わってきます。

なので、卵胞の育ち具合によって注射する薬の種類を変えるということで、Dクリニックに行きました。


順調にいくつか育ってきていたので、

・hMGフェリング

・セトロタイド

という2種類の薬に切り替えることになりました。


フェリングは引き続き卵巣を刺激して卵胞の発育を促し、セトロタイドは排卵してしまうのを抑制する働きがあるらしいです。

(なんとまあ色んな薬があること…)

フェリングの量は、年齢的に考えて、一番多い量より少し少なめの225単位でいけるだろうとのとこでした。


クリニックに行った日は、看護師さんが注射してくれるので、自己注射はしなくて済みます。

※ただ、腕に打たれるのでお腹より痛いことが多い



新しい注射薬をもらって帰り、

DAY8、DAY9は自己注射。


そしてDAY10に、また育ち具合を診てもらいにDクリニックに行きました。


すると、思ったより卵胞が育ってなくて、hMGフェリングの量をもう少し多めにして(最大量の300単位)、もう2〜3日様子を見るとのこと。。

子宮内膜症の手術歴がある人は、卵巣刺激が反応しにくいことがあるため、薬を多めにすることが多いと言われました…


子宮内膜症の手術でチョコレート嚢胞は取り除けたけど、手術したこと自体がこういうことに影響があるのか。。


とりあえずその日はクリニックで薬の量を増やして注射を打たれ、

次のDAY11も多め量で自己注射しました。


そしてDAY12に、もう一度Dクリニックへ。


卵胞は育ってきていて、右卵巣5個、左卵巣1個が見えるとのこと。(それぞれの大きさは忘れた💦)

この後卵巣刺激を続けても、他の卵胞が育ったり大きくなったりすることは考えにくく、

十分育っている良い大きさの卵胞が大きくなりすぎるので、

採卵は明後日にしましょう、ということになりました。


※通常、人間の体は1回の排卵で、一番大きく育った卵子が1個排出されます。

ただ、この卵巣刺激法ではできるだけ多くの卵子を育てて、1回の採卵でできるだけ多くの卵子を採ることで、作れる受精卵を増やすことが目標です。

なので、平均としては5〜10個の卵子を採るのが目標と言われているみたいです。



いよいよDAY14に採卵…

採卵日は、時間もきっちり指定します。

私は朝9時からに決まりました。


時間を指定するのは、

36時間後に排卵させる作用のある、hCG注射というホルモン注射を打つことで、排卵のタイミングをコントロールするためです。

DAY14の朝9時から逆算し、DAY12の夜9時に打つことになりました。


こうして、夜家に帰ってから、採卵前最後の自己注射をしました。


採卵に続く。




〜〜余談〜〜


自己注射とはいえ、結構病院行かなあかんな!?笑

結局2〜3日置きぐらいで通ったことになります。

まあ毎日行くよりはマシやけど…


私は今の会社に来て、割と自分のペースで仕事をやらせてもらっているので、病院に行くタイミングも調整しやすかったですが、

お客さんとのアポメインとか、急遽代わってもらうのが難しい仕事だと、仕事と通院の両立は結構厳しいんじゃないかなと感じました。。


卵胞の育ち具合によって、病院に行かないといけない日は直前にならないと分からないので、前日に仕事の時間調整のお願いをしたり、代わりの人を探して頼むのも、それだけでかなり言いにくいし気を遣うし…


前の職場だったらここまで不妊治療に専念できてなかったかもな…と思います。。


体外受精 初めての自己注射

31歳になった2022年1月、体外受精に向けての準備を始めました。


体外受精はざっくり言うと、卵子を採り出して(採卵)、同じく採り出した精子と受精させて、受精卵を子宮に戻す(移植)というやり方ですが、

細かく言うと、卵の育て方(卵巣刺激法)、採卵の仕方、受精のさせ方、受精卵の移植タイミング etc…

それぞれの段階でいくつか方法があり、その人に合わせたやり方が選択されます。


まず卵の育て方は、特に何もしないー低刺激ー高刺激、という感じで、卵巣への刺激の程度によって何段階かあり、各段階でも何種類かやり方があるみたいです。


薬の内服のみ等、体への負担は少なくできるだけ自然に近い方法の低刺激に対して、

高刺激というのは注射を伴い、体への負担や費用も低刺激よりかかるけど、卵を複数育てたり排卵のコントロールもしやすい方法のようです。

(注射+経口薬や点鼻薬を併用するパターン等、本当に様々あるみたいです)



私の場合は、生理2日目にDクリニックに行き、早速今日から毎日注射をして準備していきましょう、と言われました。

つまり高刺激。


せっかく体外受精をやるなら、多少費用がかかってでも、少しでも可能性の高いやり方でやりたいと思っていたし、

事前に読んでいた本の知識で、体外受精では注射をする方法が多いというのも知っていました。


それに、まだ人工授精も開始していない頃に、不妊治療をテーマにした「プライベート・ライフ」という映画を夫婦で観たことがありました。

そこで、家で毎日注射をする描写がありました。

こんなこともしないといけなくなるのかもしれんな…

と思っていました。

(この映画、すごいリアルに描いてるので、経験してる人には観るの苦しいかもしれないし、日本では認められていない技術も出てくるけど、不妊治療してる人の気持ちとか分かりやすくておすすめです!Netflixで観れます。)


だから、毎日注射をしていく、と言われても、

やっぱりそうやんな。」ぐらいの感覚で、覚悟はできていました。。




こうして、採卵まで毎日注射の日々が始まりました。



この日は、まず採血をしてホルモンの値を確認されました。

そして診察後に、1日目のホルモン注射。


(1日に2回も注射されるんかい……辛)


覚悟はしてたけど、私は注射は決して得意ではありません。

針が入る時〜抜ける時まで絶対に見ないし、別のところを向いた上で目をつぶって終わるまで耐える派です。


血を抜かれる注射はさすがにこれだけ頻繁にやってたら慣れたけど(嫌やけど)、何かを体に入れられるパターンの注射の方がやっぱり痛いし、苦手意識は強い。

(※MRIの注射のトラウマあり(←まだ言う))


ホルモン注射は、皮下注射で、私の場合は「フォリルモンP」という薬を225単位でした。(単位ってよく分からんけどこういう言い方するらしい(笑)300とか投与する場合もあるけど私はとりあえずこの量からという判断でした)

脳の、ホルモンを司る部分?に作用して卵巣を刺激させ、排卵を誘発する薬らしい。

(聴こえていますか…今私はあなたの脳に直接働きかけています…)


フォリルモンが溶けた注射を、肘のちょっと上ぐらいの腕の外側に打たれる。

薬がぐーっと入ってくる感じがやっぱり痛い。

注射が終わってもしばらく嫌な感覚は残ってて、耐えられないことはないけど毎日これはちょっと憂鬱になるレベル。。

先が思いやられました。



ところで、注射は毎日打たないといけないけど、注射のためだけにDクリニックまで毎日通うのは私にとっては結構大変でした。(片道1時間半〜2時間)

ただし、自己注射ができるようになれば、毎日通う必要はないとのこと。


自己注射も想像しただけでも怖いけど、毎日通う方がしんどいかな…と思い、自己注射を希望しました。


自己注射は指導を受けてからでないとできず、指導日は限られていました。

私の場合は最短で明後日の指導の予約が取れる、とのことで、

次の日は注射のためだけに通院し、その次の日に自己注射の指導を受けに行きました。



私の他にもう1人患者さんがいて、看護師さん1人から一緒に指導を受けました。

注射キットはこんな感じ。


手順はざっくりとこんな感じ。

①緑の注射針を青の注射器に取り付ける

②小さいビンの中の水を吸い上げる

③吸い上げた水を薬のビンの中に入れて溶かし、薬が溶けた液体をまた吸い上げる

④茶色い注射針に付け替える

⑤お腹にさす

※本当は消毒したり、粉が残らないようにビンを弾いたり等色々細かい注意点があります


注射器を片手で操作しながら液体を吸い上げるのが難しくて手こずる。

そっか…そうやんな…注射液を作るところから自分でやるんやな…と当たり前のことを思いながら作業する。。



もう1人の方が先に準備を終えると、

「では早速打ってみましょう」と促されていました。


え、ここで!?

…いや、まあそりゃそうやんな。何のために作ってるねん。

でも見られるのもプレッシャーやな…


などと思ってると、もう1人の方は割と躊躇なく、座ったまま刺し、「あ、思ってたより大丈夫」とか言いながらやってのけられました。


(まじか…!!!すごいな…!!)



内心そう思いながら、私も準備ができてしまった。

なんか座ってやるのが怖くて、2人の前で立ってお腹を露わにし、深呼吸。


お腹を何ヶ所かつかみ、大丈夫そうな所を探してみるけど、、、全然分からん!

でも私で時間を取っている場合ではない、早く終わらせてしまわないと…!


いつもなら目を逸らしてれば終わるけど、これは絶対に目は逸らせないし終わらない。

自分で自分に針を刺すのは物凄い恐怖だったけど、なんとか勢いで刺せました。


が、、、


え、痛い…!?痛いけど!?

でももう場所を変えるわけにはいかない。

針は1.5〜2cmぐらい?で、刺したら一番奥まで刺さないといけない。


奥まで刺してる間は不思議と痛みは感じない。

しかし、注射器を押して薬を入れていくと…


え!!!痛いけど!?!?!?

薬入るの遅い…!早く!早く終わりたい!

早く入ってう゛う゛う゛…


なんとか薬を入れ切って、針を抜きました。


もう1人の方がケロっとしてるのが信じられないぐらい、痛かった、、、

これを明日からも毎日やるんか…!?私やばいのでは…!?



痛かったので不安と看護師さんに言うと、

「痛点に当たると痛い可能性が高いです。でも看護師でも痛点がどこかは見分けられないので、私たちがやっても痛くなっちゃうこともあります…

でも、多くの患者さんが、腕よりもお腹の方が痛くないと言われるので、痛点に当たらなければそこまで痛くないかもしれません。

お腹の真ん中に近いよりも、脇腹に近い方が痛くないと聞きます。

どうしても自分ではできない場合は、来てもらって看護師から注射もできます。」

とのこと…


今日はたまたま痛点に当たってしまったのか…??

もう1人の方みたいに、座ってやった方が痛くないのか?

明日からは痛点に当たらないことを祈るしかない。。

脇腹の脂肪が多そうな所を狙おう。。



この3日間で、診察料、採血、注射代(次の2日間分含む)、自己注射指導料など、

あわせて41,630円。



…た、高い…!!!!

これだけで人工授精1回を上回っている…!


なんせ注射代が高い。

1回分で5,000円近くする。

自己注射指導で5,000円。(日曜の指導だったので2,000円の休日加算)

なるほど…体外受精は何十万もすると聞いていたけど、こうやってちょこちょこ払ってるうちに、何十万円とかかっていくのか。。


そう身に染みて感じながら、翌日と翌々日の分の注射をもらって、帰宅しました。



まりの